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新しい「TRANCITY Nebula」を初公開

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新しい「TRANCITY Nebula」を初公開しました。2025年度内のリリースを予定しています。

2022年、CalTaはデジタルツインプラットフォーム「TRANCITY」をリリースしました。
動画から自動生成した3Dデータをデジタル地図基盤の上に重ね、時系列バーとともに「いつ、どこの」データなのかを一目で把握できるデジタルツインプラットフォームです。
リリース後もアップデートを続け、デジタルツインによる新しい維持管理手法が、インフラをはじめとする様々な現場へと広がっています。

今回、将来の拡張性を見据えてシステム全体をゼロベースで見直すとともに、高精度な3D表現を可能にする「3D Gaussian Splatting(3DGS)」や、3Dデジタルツイン国内初となる生成AIを導入しました。
また、時代の変化と利用の広がりを踏まえ、誰もが使いやすい操作性のさらなる向上、多様なデータへの対応、セキュリティ面の強化なども行いました。

「TRANCITY Nebula」は、従来の基本機能を一層使いやすく改良し、動画データの3D化やブラウザ上での活用といった強みを継承した、次世代のデジタルツインプラットフォームです。

【TRANCITY Nebulaの3つの特徴】
1.動画から生成する3Dデータを、より美しく、より豊かに
TRANCITY Nebulaは、従来の3D化技術に加え、新たに3DGSを採用しました。
これまで表現が難しかった、細い鉄筋やケーブルなどの繊細な構造もデジタル空間に再現。
3Dモデル、点群、今回加わった3DGSモデルが、目的に応じた最適な3Dデータを提供し、現場の詳細な記録や分かりやすい情報共有を可能にします。

2.生成AIの導入 ― 3Dデジタルツイン日本初
TRANCITY Nebulaには、3Dデジタルツイン国内初となる、業務を支援する生成AIを搭載しました。
「この現場のデータを表示して」「新しいチームを作りたい」といった自然な会話で、必要な情報や操作をすぐに呼び出すことができます。
初めて使う人でも迷わず操作でき、チームの誰もがスムーズにプロジェクトを進められる。
AIが、あなたのパートナーとしてTRANCITYの世界をナビゲートします。

3.お客さまの声から生まれた進化 ― 使いやすさと安心をすべての人へ
TRANCITYの進化は、ユーザーの皆さまの声に支えられています。
UIをゼロから見直し、より見やすく・使いやすいデザインへと進化しました。
チーム・ゲスト機能の拡張やオープンデータとの連携により、柔軟なデータ共有も可能に。多要素認証によるセキュリティ強化、ピン機能の改善なども行いました。
国産自社開発のTRANCITYが、あなたの業務を支えます。

左:チーム機能 中:多要素認証設定画面 右:ピン登録画面
オープンデータとの重畳(例:家屋倒壊等氾濫想定区域)

今後もTRANCITYは、様々な社会の要求に応えながら世界中のお客さまを支え、信頼される3Dデジタルツインプラットフォームであり続けるべく進化を続けていきます。

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